三部作出版 (木耳社)
職人の能力と目利き
時折、気の利いた骨董屋をぶらっとのぞくことがある。 木製のシャレた重箱、和洋折衷の洋燈・・・。 数年前、 漆塗りの皿8枚セットに出会い、 とても手技とは思えない銀の緻密な象眼と、 クドすぎず程よい […]
悪い夢 3
都市の合理化が、恵みである水から離れ 生活以外の水を嫌い、水を弾く布や食器と暮らすようになる 便利追求の果てに、人間は弾く水を作ってしまう 生み出されてしまった弾く水の処理法はなく 自然水で薄めても、同化して巨大化する […]
師からの手紙 2
前略 ブログ拝受。 東京は雪 喫茶店の窓の外で雪が舞っている。 一つ一つの雪片は、一つ一つであるけれども、 その一つ一つの軌跡は、 別な雪片の軌跡とたえず差を生み出しながら 其々の距 […]