岐阜県図書館
(2024年11月)



【能登 人と自然の版築】
この作品は、岐阜県から依頼を受け、能登の復興を願い、震災後の地域の素材を活用して制作しました。
能登の地盤の土、かつて能登にあった民家の黒瓦や土蔵の残骸、民家の屋根に使われていた銅板金物、割れた瀬戸物やガラス…
そして次にこれらを粉砕し、版築と言う工法で積み上げました。
これらの素材を使うことにより、能登の歴史と文化を象徴し、一日も早く静かな日常が戻って来るようにと願い、一番上には能登・増穂浦の海岸の貝殻の砂で静けさを表現しました。