実感のまなざし

世の中のスピードは、日を追うごとに加速して 追われ、追いかける毎日が否応なく過ぎてゆく

灰色の光

白から銀へ、白銀へ 銀は黒へ、銀黒へ。 バスの重いタイヤが 微かな光を巻き上げて氷点下を走り抜ける・・・ そんな灰色の風景を旅したことを思い出す。 銀黒から灰へ、灰青へ。 吹き抜けてゆく微かな光